メディカルダイエット
メディカルダイエット
メディカルダイエットとは
メディカルダイエットとは、医療機関で医師のサポートを受けながら、医師の処方する医薬品を使用して行うダイエットのことです。makiスキンケアクリニックでは、注射よりも負担を減らして治療することができる、内服薬(リベルサス、カナグル)を取り扱っています。
太りやすい体質の方は、GLP‐1の分泌される量が少ないと言われていることから、GLP-1受容体作動薬を使用したダイエット治療が注目されています。GLP-1受容体作動薬であるリベルサスは、過度な食欲を抑える、満腹感が続く、糖分を消費する、脂肪分解や代謝を促進する効果があります。
また、SGLT2阻害薬であるカナグルは腎臓での糖分の再吸収を抑制し、尿と一緒に余分な糖分(1日約320-400kcalカロリー)を排出することができ、むくみ改善の効果もあります。
リベルサス | カナグル | |
種類 | GLP-1受容体作動薬 | SGLT2阻害薬 |
使用方法 | 1日1回1錠 朝食前に内服 | 1日1回1錠 朝食前または後に内服 |
効果 |
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主な副作用 | 胃腸障害(吐き気、下痢、便秘)など | 多尿、頻尿など |
こんな方におすすめ |
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料金(30日分) | 3mg ¥9,900 7mg ¥19,800 14mg ¥33,000 | 100mg ¥12,100 |
リベルサス
リベルサス(セマグルチド)は、2型糖尿病に使用される薬剤です。グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬の一種で、脳細胞のGLP-1受容体に作用することで、①過度な食欲を抑える・満腹感が続く、②糖分を消費する、③脂肪分解や代謝を促進する効果があります。
減量・体重管理目的の場合には保険適応外・自費診療で、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
使用量・服用方法
1日の最初の食事又は飲水の前に、空腹の状態で、水と一緒に1錠を飲んでください。服用後、少なくとも30分は飲食をしないでください。
- 1日1回3mgから開始し、1ヶ月経過後に、1日1回7mgに増量します。
- 1日1回7mgを1ヶ月以上投与しても効果不十分な場合には、1日1 回14mgに増量します。
治療期間・効果
すぐに効果を感じる方もいらっしゃいますが、3ヶ月以上の服用、治療期間は6~12ヶ月を推奨しています。
リベルサスを約6ヶ月し、5%以上体重が減少した割合は、リベルサス3mg群で21.3%、リベルサス7mg群で28.7%、リベルサス14mg群で44.3% (プラセボ群15.7%)と報告があります。
リベルサスの主な副作用や注意事項
最も多い副作用は、胃腸障害(吐き気、嘔吐、下痢、便秘など)です。ほとんどが軽度、一過性で、治療を続けると減少していくことがほとんどです。
低血糖の他、稀な副作用として胆石症、急性膵炎、アレルギー、腸閉塞などの報告があります。診察時に説明用紙で詳細に説明しております。心配な点は医師にご相談下さい。
リベルサスの料金(税込)
リベルサス 3mg | 30錠(30日分) ¥9,900 |
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リベルサス 7mg | 30錠(30日分) ¥19,800 |
リベルサス 14mg | 30錠(30日分) ¥33,000 |
※処方には診察料(初診¥3,300、再診¥1,100)が別途かかります。
※医薬品のため副作用等があった場合でも、処方後の返品・返金は承れません。
※副作用等の確認のため、血液検査(¥3,630)を初診時、3ヶ月毎に行います。体重測定は毎回行います。
リベルサスを使用できない方
- 18歳未満、または、75歳以上の方
- 妊活中、妊娠中、授乳中の方
- BMI18未満の方、体脂肪率が男性15%未満・女性25%未満の方
- 摂食障害の方、うつ病や自殺企図のある方
- 糖尿病、膵炎、胆石症、胆嚢炎、重度の腎機能障害、肝機能障害のある方
- 手術前後の方、腹部手術の既往のある方、腸閉塞の既往のある方
- 内分泌疾患やステロイドなどの薬剤による肥満の方
- 甲状腺疾患のある方、多発性内分泌腫瘍症2型の家族歴のある方
- セマグルチド(リベルサス、オゼンピック)、添加物(サルカプロザートナトリウム、ポビドン、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム)にアレルギーがある方
カナグル
カナグル(カナグリフロジン)は、2型糖尿病の血糖コントロールを改善するために使用する薬剤です。SGLT2阻害薬の一種で、①腎臓での糖分の再吸収を抑制し、②尿と一緒に余分な糖分を排出する効果があります。また、糖と共に水分が排出されるため、③むくみにも効果があります。
1日に約80-100gの糖(320~400kcal相当)が尿中に排出されます。
減量・体重管理目的の場合には保険適応外・自費診療で、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
使用量・服用方法
カナグル100mg 1錠を1日1回、朝食前または朝食後に内服します。
治療期間・効果
すぐに効果を感じる方もいらっしゃいますが、3ヶ月以上の服用、治療期間は6~12ヶ月を推奨しています。
海外のデータでは、約3ヶ月後の体重変化率は-2.9%であったとの報告があります。また、日本人での糖尿病薬としての臨床試験による体重評価では、3~6ヶ月で約2~3kgの体重減少が報告されています。
カナグルの主な副作用や注意事項
尿中に糖が排出される際、ともに水分も排出されるため、多尿・頻尿がみられる場合があります。脱水にならないよう、日常的に水分摂取を心がけて下さい。また、尿に含まれる糖が増えることにより、陰部や尿路に微生物が増殖しやすくなり、膀胱炎などの感染症を引き起こす場合があります。
低血糖の他、稀な副作用としてケトアシドーシス、アレルギーなどの報告があります。診察時に説明用紙で詳細に説明しております。心配な点は医師にご相談下さい。
カナグルの料金
カナグル100mg | 30錠(30日分) ¥12,100 |
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※処方には診察料(初診¥3,300、再診¥1,100)が別途かかります。
※医薬品のため副作用等があった場合でも、処方後の返品・返金は承れません。
※副作用等の確認のため、血液検査(¥3,630)を初診時、3ヶ月毎に行います。体重測定は毎回行います。
カナグルを使用できない方
- 18歳未満、または、75歳以上の方
- 妊活中、妊娠中、授乳中の方
- 摂食障害の方、BMI18未満の方、体脂肪率が男性15%未満・女性25%未満の方
- 尿路感染症や性器感染症のある方
- うつ病や自殺企図のある方
- 糖尿病、重度の腎機能障害、肝機能障害、重度の心疾患や呼吸器疾患のある方
- 低血糖、重度ケトーシスの方
- 手術前後の方、腹部手術の既往のある方、腸閉塞の既往のある方
- 内分泌疾患やステロイドなどの薬剤による肥満の方
- カナグリフロジン、SGLT2阻害薬にアレルギーのある方